
yattra
-循環する小さな農的暮らし-
information
・2023年1月26日 ウコッケイの平飼い有精卵、黒豆の販売をはじめます。
・2022年12月10日 yattraコシヒカリ、朝日ともに完売しました。
ありがとうございます!
・こだわりや島根フェアに出品しています。
期間:11月7日-20日
https://www.kodawariichiba.com/information/221031.html
・「farm yattra 収穫祭」@D_MALL京都
期間:11月4日-16日
会場:D_MALL京都
https://d-mall.co.jp/express-2022-nov-issue/

profile
「yattra(ヤットラ)」とはインドの言葉で旅や巡礼を意味します。
京都に店舗を構え、旅で出会った布など素晴らしい手仕事を紹介し販売していました。
2020年この地へ移住してきました。
ここへはじめて訪れたとき、おどろくほどすぐに暮らしのイメージができました。
ウコッケイが日の出を高らかに知らせ、一歩外へ踏み出すと足もとの緑で小さないきものたちがざわめきます。
ヤギの親子、キキとブンがおなかがすいたよと鳴いています。草をおいしそうに食べるかれらの姿を眺めていると満たされた気持ちになります。そして想いを巡らせます。私たちが生きていくのに必要なもの、大切にしていること。
土に触れているとなんだか心が落ち着き、畑で採れたものをすぐに食べると大地とつながっている気持になります。大きくなりすぎた野菜や刈り草はにわとりとヤギのごはんになり、彼らのフンでまた野菜ができます。彼らがここにいるのは、人間にとって機能的にはたらくからではありません。ここで充実した農的暮らしができるのは、彼らが家族だから。
農薬や化学肥料の無い土の中ではゆっくりと多様な微生物が増え、地上でも様々ないきものたちが世界を形成しているようです。そこで適した作物がやはりゆっくりと育っていきます。私たちの農は、環境や気候の影響を諸に受けるため、ひどいときには収穫まで辿りつかないこともあります。だからこそ、
目の前の土に触れながらも大きな視野を持ち、いま私たちにできることを取り組んでいきます。
小さな循環の中で小さく暮らし、大きな経済にとらわれず生きていきたい。
無農薬でつくるお米と野菜を通して、この地で小さな暮らしをつくる私たちを知っていただけたら、とても幸せにおもいます。
西山 純、西山 薫子 -farm yattra-

SNS
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つくっているもの
yattraのお米とお野菜は、基本的に栽培期間中 化学農薬・化学肥料不使用です。
にわとりのごはんは、すべて国産、nonGMO、自家製発酵飼料です。
お野菜
原木しいたけ

令和4年産 朝日
(化学肥料・除草剤不使用、育苗期間中農薬1回使用*)
明治生まれの朝日は、コシヒカリやササニシキの祖先にあたる昔からの品種。病気や倒伏に弱く、風が吹けば籾が落ちるといわれるほど収量性も低く、栽培が難しいため、いまでは生産者が極めて少なくなりました。
最近のやわらかでもっちりとみずみずしいお米とは一線を画す、米一粒一粒がはっきりとしていて、食感はあっさり、噛めば噛むほどにでんぷん本来の甘みが現れます。
*令和4年産の朝日は、ハウス内での育苗期間中にいもち病がまん延し、このままにしておくと壊滅的被害の可能性があったため、また、田んぼへの農薬散布を避けたかったため、病原菌を直接殺菌するのではなく、生育初期に植物が本来備えているいもち病への抵抗力を引き出す効果のある農薬を育苗期間中に一回使用しました。
令和4年産 コシヒカリ
(農薬・化学肥料不使用)
farm yattraのお米づくりは3年目。初年度からつくり続けているコシヒカリは、中山間地の寒暖差で旨味が凝縮されます。また、ホタルがすむ澄んだ川水によってミネラルを補給し、暑い夜も稲は心地よく呼吸し、涼しく眠ります。ほとんど車の通ることのない、この田んぼは谷風が通り、植物が光合成や呼吸をすることで体をつくることを考えると恵まれた環境のようにおもいます。田んぼのあぜ草は高く刈り、いきものたちの住処を確保しています。肥料の投入を大幅に減らし、多様ないきものが稲を育てているような気持ちで、わたしたちは田んぼの環境つくりの手伝いをしています。
食味はどちらかといえばもちもちでつやつや、冷めても旨味を保つyattraのコシヒカリです。

ウコッケイの平飼い有精卵
富山町のお米、米ぬか、ここの野菜、野草、大豆、牡蠣殻、魚(すべて国産、ほぼ島根県産、NON-GMO)を食べて育ちました。添加物、ワクチン、抗生物質など化学物質は与えていません。おひさまの光を浴びて、おいしい水と空気を吸って、おだやかな性格のウコッケイたちです。心地よい時節に小ぶりの美しいたまごを産んでくれます。
雛が孵るまでの21日間、外の雑菌から保護するため、本来たまごの表面は保護層で覆われています。目には見えない小さな気孔があり、中に酸素を供給しています。
一般的に食料品店で売られている卵は無精卵(排卵された卵)であり、表面を機械で消毒洗浄され、保護層は洗い落とされています。これは至極まれに卵の殻に雑菌が付着している可能性があるためです。(ネット検索すると画像資料などたくさんあります。)
有精卵はいまも生きている、いのちです。私たちはたまごを洗浄することなく、産まれたままの状態でお渡しします(汚れがある場合はできるかぎり拭き取ります)。生卵でお召し上がりになる際には殻が混入しないようお気をつけください。ご理解をお願いします。

Permaculture
